ポルシェ RUF ターボR 1995 64,000km

ポルシェ993カレラRSとして生を受けたこの車両の最初のオーナーは イタリア人のコレクター。
定期の整備点検の詳細を克明に記したオリジナルの整備記録書有り。
1998年末、当時のオーナーは世界的にも知られたRUFオートモービル社にユニークなプロジェクトを依頼する。
その内容は、RUFがオプチマイズした新品の993ターボエンジンを使用したRUFターボRへのアップグレード、
ギアボックスの強化、 RUFパフォーマンスシャシーの採用に、RUFのハイパフォーマンスブレーキへの交換、
RUFのオプチマイズバージョンリムへのアップグレード、という具合であった。
その後、車両はプライベートながらも規模の大きなポルシェのコレクションの一部となり、運転される機会はなかったが、
常に運転可能な状態には保たれ続けてき、現在のドイツ人オーナーの元へと売却されたのは2014年春のこと。
彼もコレクションとして本車両を保管したため、現在でも走行距離はわずか64,000km程である。