| 年式：1983年
走行距離：219,449km
クーペ
マニュアルトランスミッション
納車先：ヨーロッパ
非常に希少なSピリオドパーツを装着
コレクターにふさわしい車
ポルシェ930は、初期の911ターボとして知られ、伝説的な地位を獲得しており、輝かしいライン、攻撃的な外観、未経験者には危険という評判、ターボという魔法の組み合わせを持っています。最近のほとんどの現代車はターボを搭載していますが、そのパワーブースターを現在でも有名なものにしたのは、ポルシェ911でした。1975年、ポルシェは3.0型6気筒ボクサーに大型のKKKターボチャージャーを搭載した911ターボを発表しました。圧縮比6.5:1のこのエンジンは、260psのパワーと圧倒的なトルクを発揮しました。911のパワープラントは、「ウィドウ・メーカー」というニックネームが付けられるほどアグレッシブで、ビッグターボは、低回転域ではかなり非力で、中回転域でいきなり猛威を振るいます。長いカーブやスリップロードで多くのドライバーが加速するのは、まさにこの瞬間なのです。1978年にはエンジン容量が3.3リッターに拡大され、出力は300psに向上しています。
今回ご紹介するポルシェ930は、まさに特別な1台と言えるでしょう。非常に限定されたターボSのオリジナルパーツが装着され、これはおそらく次善の策と言えるでしょう。オイルクーラー、珍しいフロントスポイラー、リアホイールの前にあるルーバーは、何か特別なことが起こっていることを示し、簡単に言えば、この3.3ターボはまさにそれなのです。
私たちはこの車を、非常にプロフェッショナルなポルシェ愛好家から入手しました。この車のコンディションは、完璧で正直であるという表現がぴったりで、専門家であろうとなかろうと、一目瞭然です。「走行距離の割に」という修飾語なしで完璧な車です。塗装は美しい状態で、あらゆる面で文句のつけようがありません。ボディワークのパーツはすべて完璧で、正しいアライメント、ウィドウフレーム、ラバーモールディングを備えています。また、象徴的な16インチのフックス製ホイールも装備されています。これこそ、930のあるべき姿です。
インテリアも完璧です。このポルシェは、40年近く前に彼らが仕込んだ品質が信じられないほど高いものであったことを示しています。すべてが美しく考え抜かれているだけでなく、その品質は930が今日でも輝いて見えるほどです。ブラックレザーのシート表皮は、傷のない素晴らしい状態です。カーペット、ドアカード、ヘッドライニング、そしてダッシュボードは、走行距離5万キロのクルマのもののように見えます。911 “G-series “のすべてが、適切に整備された例と同様に、当然のように動作するという事実を強調する必要はないでしょう。
この911は、機械的にはまったく問題ありません。前オーナーは、自分が持っているものを知り尽くしており、このクルマにふさわしいすべての手入れを施しています。すべてのメンテナンスは、標準以上に実施されました。エンジンルームは、6気筒のボクサーエンジンにもかかわらず、とてもきれいな状態です。この3.3リッターの “ブロー”エンジン。なんというパワープラントなのでしょう。911のオイルを大量に搭載しているため、温度上昇には少し時間がかかりますが、一旦温度が上がると、純粋にスペクタクルです。ポルシェの走りは驚くほどしなやかで快適ですが、誰もいない舗装路に差し掛かると、ターボが爆発的に効き出します。245mm幅のリアタイヤを介して膨大なパワーを路面に伝える、真のスポーツカーです。この911の走りは素晴らしく、クイックであり、堅牢で力強く感じられ、特に大きな喜びを与えてくれます。サスペンション、ステアリング、そしてブレーキ、このポルシェの細部はすべて素晴らしい状態にあります。
このポルシェを購入することであなたは真のアイコンを手に入れることになります。あらゆるものを包み込むようなこの車は、やがて、ますます人気が高まることでしょう。
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