ポルシェ 550 スパイダー 1956 62,500km
 
車両価格:3.7ミリオンユーロ/ 4億9950万円* **
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年式: 1956年
走行距離: 62,500km
その他:
– シャシーナンバー 550-0050
– 生産台数僅か90台のオリジナルスパイダー
– レースヒストリー有り
– 1988年から1992年にかけて大掛かりなレストア作業済み
– 世界中様々なイベントへの参加可能
– ポルシェ史の中でも特に人気の一台
– ドイツでの登録有り

ポルシェ550スパイダー
ポルシェ550スパイダーの出現によってポルシェはレース界に正式に参戦したと言っても過言ではないだろう。
「ジャイアント・キラー」というニックネームの通り、このミッドシップの小型ロードスターはパワフルなライバルを次々と打ち負かした。
1953年のパリ・オート・ショーでお披露目された550とその第二弾である550Aは1959年2月まで生産され、
718RSKスパイダーが登場するまでの間に生産された130台の大半が米国へと渡った。
つなぎ目のない軟鋼のチュービングで造られたフレームを使用した550は、フロントサスペンションにダブルトレーリングアームと
トランスバースリーフのトーションバーを採用。最初の数台を除いて、リアサスペンションはリーディングコントロールアームから
スイングアクスルとチューブラートランスバーストーションバー付きのトレーリングアームへと改良された。
ポルシェのエンジニアたちはCarrera Panamericana用にスパイダーに最新のエンジンを搭載しようとしたが、
初期のテストでDr Ernst Fuhrmannのタイプ547(1.5リットルエアクール4シリンダーボクサーエンジン)は
準備が整っていないことが判明。故に最初の数台には従来のプッシュロッドタイプのポルシェエンジンが採用された。
その後すぐ、信頼性が確立された新しい「4カム」タイプが全ての550、550A、RSK、356 Carrerasと904シリーズに搭載されることなった。
この素晴らしくも複雑なエンジンは、Dr FuhrmannがそのスケッチをDr Porscheが部屋に入ってくるたびに机に隠し続けた
ことから「ドロアー(引き出し)モーター」と呼ばれた。総アロイのエンジンの出力数は1,498㎤。カムシャフトはいくつものシャフトと
冠歯車がヒルト特許のビルドアップローラーベアリングクランクシャフトを動かす構造で、タイミングを完璧にするには相当の時間と
労力が費やされたが、完成した高速回転式モーターの信頼性は抜群だった。ドライサンプ潤滑とふたつのスパークプラグが
シリンダー毎に付き、圧力比率は9.5:1、2つのバレル式のSolex PJJダウンドラフトキャブレーターを通じて出力される
エンジンは110BHPにも及んだ。また590kg程のシャシーの550が織りなす最高スピードは、ギアにもよるが210km/h(140mph)にまで
達した。ちなみにこの小さなロードスターは表向きには公道用であったため、規則に従うために見せかけのキャンバス地のトノが取り付けられたという。

ヒストリー
- 生産日は1955年6月28日。米国西海岸へと納車された当時のオリジナルのカラーはシルバーの外装にブラックの内装。
オリジナルのエンジンナンバーは#P90046. 550-0050。
- 最初のオーナーJim CookはC. Pitt Browneと共に1965年まで本車両でレースに参戦。
- 80年代半ば前にはラスベガスのFrank C. Cookへと売却され、後にロサンゼルスのEuropean Auto Sales の元へと渡る。
- 80年代後半、日本人のヨシダ氏により、大掛かりなレストア作業が施される。
- 90年代後半、フランスに拠点を置くディーラーのBenoit Couturierが本車両を購入するも、まもなく有名なポルシェのコレクターでもあった
Claude Picasso(画家ピカソの息子)へと売却。
- その後クラッシックカーのコレクターであったJean Guittardが8か月程所有し、有名なフランス人歌手のFlorent Pagnyの元へと渡る。
- 2005年半ばにはパリでのオークションへと出品され、LaduréeのCEOであるDavid Holderが落札。
- 2008年には現オーナーの元へと渡り、以来それ程使用されることもなく、一般に姿を現すこともほぼない状態だった。

550-0050 レースヒストリー
– 1965年2月26日/ ルイジアナ州マンズフィールドエアポート/ James Cook/ 1位
– 1956年8月5日/ ルイジアナ州マンズフィールドエアポート/ C. Pitt Browne Jr.
– 195?年10月13日/ ルイジアナ州ハモンドGP/ C. Pitt Browne Jr.
– 1960年5月15日/ グレートウェスタンラリー/ James Cook、Jack Ryan/ 4位
– 1960年8月21日/ ボンビル・ナショナルズ/  C. Pitt Browne Jr./ 1位
– 1965年7月4日/ GPゴールデンステート/ James Cook/ 4位

 
【写真】
         

 
 
 
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